大久保 学 DISCORD RECORD
TOP ABOUT MUSIC VIDEO WORKS PHOTO BLOG STUDIO BBS LINK MAIL


場所
music&lyric:Manabu Ohkubo



行く宛てもなく彷徨った、木枯らしの中を。
確かなものだと語れずに、帳尻を合わせた。

失うものが多すぎて、大事なことを忘れてく。
捨ててしまったことでさえ、都合よく繕った。

意固地になる度に君は「子供みたい」って笑うけど、
その優しさを耳にすることもなく僕は、不信を抱え伏せた。

この躊躇(ためら)いの中にあるもの、
疎ましいほどやり場ない感情(おもい)よ。

望んだこと全てを白紙(シロ)に戻せることができるならば…。

それでも街はただ無関係に、俯いた僕を照らし通り過ぎてく。
浅ましい夢を誤魔化し、言い訳にしては、
紡ぐ心が軋み出す。

「間違いの中で見つけれる幸せがあるよ」と、
そう癒し、諭してくれた。君が側に居てくれたから。

生きることの意義や、愛することの意味を探して、
形にできない、言葉じゃ足りないものを君に託してみたい。

誰もが日常に馴らされて、優しさというナイフを研いでいる。
曖昧な道標を疑って、壁を成している。
その中で僕は「ありがとう」を、まだ素直に言えてるのだろうか?
流れてゆく景色と季節の中、ふたりで見て生きたい追憶。

忌まわしい世界であれども、
何もかもが黒で塗りつぶされようとも、
目潰れた僕は雨水を啜りながら、きっと君を探してる。
手を繋ぎ歩いていこうよ。
見失わずに寄り添うふたりでいよう。

こうして僕らの辿り着いた“場所”は、
互いの中で生きること…。



Copyright(C)discord record All Rights reserved.