場所
music&lyric:Manabu Ohkubo
行く宛てもなく彷徨った、木枯らしの中を。
確かなものだと語れずに、帳尻を合わせた。
失うものが多すぎて、大事なことを忘れてく。
捨ててしまったことでさえ、都合よく繕った。
意固地になる度に君は「子供みたい」って笑うけど、
その優しさを耳にすることもなく僕は、不信を抱え伏せた。
この躊躇(ためら)いの中にあるもの、
疎ましいほどやり場ない感情(おもい)よ。
望んだこと全てを白紙(シロ)に戻せることができるならば…。
それでも街はただ無関係に、俯いた僕を照らし通り過ぎてく。
浅ましい夢を誤魔化し、言い訳にしては、
紡ぐ心が軋み出す。
「間違いの中で見つけれる幸せがあるよ」と、
そう癒し、諭してくれた。君が側に居てくれたから。
生きることの意義や、愛することの意味を探して、
形にできない、言葉じゃ足りないものを君に託してみたい。
誰もが日常に馴らされて、優しさというナイフを研いでいる。
曖昧な道標を疑って、壁を成している。
その中で僕は「ありがとう」を、まだ素直に言えてるのだろうか?
流れてゆく景色と季節の中、ふたりで見て生きたい追憶。
忌まわしい世界であれども、
何もかもが黒で塗りつぶされようとも、
目潰れた僕は雨水を啜りながら、きっと君を探してる。
手を繋ぎ歩いていこうよ。
見失わずに寄り添うふたりでいよう。
こうして僕らの辿り着いた“場所”は、
互いの中で生きること…。
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